宮城支部
宮城支部会報「結」11号(通算48号)
支部だより
あけましておめでとうございます。
昨年も、地球温暖化によると思われる猛暑や異常気象頻発の一年となりました。
また、熊の人里や市街地への出没が相次ぎ、人身災害まで発生している異常事態です。山に入るのは躊躇してしまいますので、安全第一で可能な範囲、撮影を楽しむことで良いと思います。
昨年の支部の活動の主だった点としては、
(1)「第19回写真展」の作品選考の講師として小松ひとみ指導会員に委嘱いたしました。
写真展は、全員参加の全紙展示作品数51点、企画展「組写真・自由展示コーナー」4名の出展で開催、来場者数938名で好評のうちに終了できました。
(2)例会にZoomを利用したプロ写真家講師によるオンラインセミナーを導入しました。
支部主催のセミナーは3回実施し、累計参加者は会場29名(平均10名)、Zoom8名(同3名)参加率40.3%でした。本部主催オンラインセミナーは2度開催し、支部として受講いたしました。
今年度は、「宮城支部20回記念写真展」開催の年となります。
全員参加の全紙展示に全倍を入れてギャラリーAブロック全体を使用して展示を行いますし、「テーマを決めての展示」「自由&組写真展示」「同時開催の個展」の企画展を含め5階ギャラリー全フロアを使い大々的に開催いたします。また会期中、小松ひとみ指導会員を講師に写真セミナーを計画しています。
一つの節目となる写真展ですので、成功するよう、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
今年も、例会や撮影会、その他の会員間の交流を通じて、楽しい写真ライフを過ごしていただければと願っております。
皆様のご健勝とますますのご活躍をお祈り申し上げます。
支部長 阿部正治
【ご連絡】
1. 1月11日(日) 10:00〜12:00 支部総会
13:00〜17:00 20回記念写真展打合せ
(会 場)仙台市民会館 2階 第6会議室
(作品選考委員のみ)
(会 場)宮城野区中央市民センター 第4会議室
【My One Shot】 笹川 一志 「晩秋の雲間から」
写真は自宅から1時間程の場所で撮影した1枚です。ここはススキが自生していて誰も来ない独り占め出来る場所です。これまで色鮮やかな秋の風景を多く撮影していましたが、この時は光を主役にして秋を感じられる1枚にしました。
私の住んでいる秋田県大館市は「白神山地」「八幡平」「八甲田」が車で2時間内に行ける所にあり、四季の移り変わりを楽しんでいます。2025年は仕事や熊問題で思うような撮影が出来なかった一年でした。2026年は熊対策をして安心して撮影に出かけられる環境にしたいと思います。
風景写真を始めたのは30年ほど前になります。当時は独学で写真を撮影していました。そして生意気にも小さな喫茶店で個展をしました。でも、一人で撮影していて壁に当たり限界を感じた時、宮城支部に所属していた鳴海さんから声をかけていただき地元の写真クラブに入会、諸先輩の方々から意見やアドバイスを頂きながら写真を撮っていました。そんな時JNP宮城支部に入会の機会を頂き現在に至っています。
最近、仕事でチラシの写真(食品のパッケージや盛り付け写真等)を撮影する機会がありました。照明機材(フラッシュやLEDライト等)を使って光の調整をしますが、この調整作業が風景撮影で大いに役立っています。光と影のバランスと光の位置を見てシャッターを切るタイミング等これまで意識していなかった作業にも気を付けるようになってきました。
最後に宮城支部の指導をお願いしている小松ひとみさんの印象に残った言葉です。
【 写真は 「心・技・体」 ではなく 「心・体・技」 である 】
地元秋田で開催していた「秋田銀塩主義写真展」後の食事会で話された言葉です。写真で一番大切なのは技術ではなく「心を動かされる瞬間」「写真を撮り続ける気力と体力」そして最後に「写真技術」が付いてくると話していました。
今もこの言葉は写真を撮影するうえで必要な条件だと考えています。
カメラ : FUJIFILM ?-H1
レンズ : 50-140?
撮影データ :F16 1/60秒 ISO200
撮影地 : 秋田県北秋田市(森吉ダム)
撮影時期 :2019年秋の撮影
【トピックス】
1.本部活動報告
➀Instagram Project報告
今年度、理事から選抜された方々でInstagramプロジェクト委員会を立上げ、SNSの活用で義論され、10月の理事会にて当協会の認知度アップ、および会員増強の一環として、日本風景写真協会でInstagramのアカウントを作成する運びとなりました。
当協会の広報活動を始めることとなり、Instagramにアップする作品提供のご協力を理事および支部へ依頼することとなりました。
2025年12月15日からアップされておりますが、当プロジェクトは、目標フォロワー1万人・週に3日程度の投稿を予定しており、今後は理事、支部からの協力で枚数も多くなり、アクセス数と目標フォロワー1万人を目指し宮城支部としては東北の四季を伝える作品提供の協力をお願いいたします。
スマホ・PCのブラザーからURLで閲覧できます
https://www.instagram.com/jnp21_fukei/
本部理事 刈谷孝也
2.宮城支部行事報告
➀オンラインセミナー
日時:9月27日 (土)
場所:仙台市生涯学習支援センター会議室
参加者数 : 8名
内 容 :
今年3日目のオンラインセミナーが開催されました。今回は、第1回同様に花倉指導員により提出されたテーマ(「ボケを活かした作品」「光と陰を活かした作品」)に応じた会員の作品に対して、講評をしていただきました。各作品をより良くするにはこんな方法があるというお話は大変参考になりました。
また、花倉指導員の作品を紹介いただき、このような視点で作品にしているというお話も、今後の制作のヒントになりました。
➁秋の撮影会;神奈川支部との合同撮影会
日時:10月31日(金)〜11月1日(土)
【集 合】 鳴子峡駐車場
宮城支部参加者 : 5名(宿泊3名)
神奈川支部参加者 :21名
内 容 :
10/31:鳴子峡 → 川原毛地獄 → 木地山高原桁倉沼 → 小安狭撮影 →奥小安・栗駒大湯欅橋→須川湖路面凍結通行止め撮影中止とし → なるせ温泉泊(阿部さん、先崎さん、刈谷さん)
11/1:前夜から強風と大雨が止まず、落ち葉で滑るので中止し9時30分解散
宮城支部からは、刈谷さん、斎藤清さん、先?さん、阿部さん、早川の5名が参加いたしました。
神奈川支部の参加者は21名で総勢26名、12台の乗用車に分散し、刈谷さんのガイドで撮影ポイントを巡りました。
一日だけの撮影となりましたが、特に鳴子峡、川原毛地獄周辺の紅葉が正に見頃で、皆さんも興奮を抑えながら撮影に集中している様子でした。神奈川支部の皆さんと撮影の間、楽しく交流を図ることができました。宿所でも、支部長はじめ各支部3名ずつ6名で色々な話題で懇親をはかることができました。
➂ 本部オンライン セミナー&例会
12月6日(土) 10:00〜17:30
参加者: 宮城支部8名
講 師 : 写真家 田中達也指導会員(指導会員)
内 容 :
講評希望者提出の24作品について、まず作者が撮影意図を説明し、田中先生から講評・アドバイスを受ける形で講評会が進められました。宮城支部からは、芳賀さんと阿部さんが講評を受けました。
田中先生の講評は、率直で厳しさもありましたが、指導は具体的でわかり易いと感じました。講評会後は、田中先生の「月や星、夜空」をテーマに多くの作品を投影しながら、解説がありました。講演に熱が入ってきて、終了時間が30分延長になったほどでしたが、素晴らしい写真をたくさん見せていただき、勉強になりました。
※作品講評会は、先生の講評のみで秀作等には触れませんでした。
3.他支部行事報告
➀ 群馬支部 20周年記念作品展 四季彩の詩
日時 : 10月3日(金)〜8日(水)
場所 : 高崎シティギャラリー第5展示室
展示内容 : 展示作品は、全紙作品で国内の四季を現わした展示でした。20回記念写真展という事で、記念のタペストリー(写真を参考)を作成されていました。
支部員の眞下健次様の「高層湿原に魅せられて」と、佐藤花吉様の「美しき六合・野反湖 四季彩の写真展」の個展が同時開催されていました。眞下様は90歳を越えられているそうです。
まや、プロ写真家の萩原れいこさんによるギャラリートークが、支部展「四季彩の詩」と個展共に実施されました。
➁ 第14回山形支部写真展 訪問
日時 : 10月8日(水)〜10月13日(月)
場所 : 県芸文美術館ギャラリー3
展示内容 :
東北を中心とした作品の展示でした。会員が8名になり作品数が少ないため、特別出展として指導会員の栄馬さん、川隅さん、辰野さん、中西さん、増井さんと山本さんの作品を借りて展示されたそうです。6名の指導会員の作品は、いずれも何度か見たことのある作品の展示であったのが残念でした。
沖津様が元気になられて、受付に居られました。支部展に加えて、お隣りで開催されていた別の写真展についても、いろいろとご紹介いただきました。
➂ 第23回東京支部 作品展 秀麗彩美 〜出会いの瞬間〜 訪問
日時 : 11月7日(金)〜11月13日(木)
場所 : 富士フォトギャラリー銀座 SPACE−1
展示内容 :
指導会員の福田健太郎さんの指導による、日本各地の四季の作品が展示されました。27名の会員ですが、24名の会員が1作品を全紙で展示されていました。 作品の並び順は、1月から始まり12月までです。
東北の撮影地としては、福島県の北塩原、棚倉と昭和村が、山形では飯豊の作品が見られました。
【2025年JNP以外での会員の活動報告】
1. 2025年 会員の入賞・入選の報告
➀ 斎藤(清)さん
受賞内容 : 宮城県芸術協会賞
作品タイトル : 雅の舞
撮影場所 : 仙台市青葉区
撮影データ :CanonEOSR5
RF24-105mmf4
f8.0 1/1000 ISO200
この写真は10月に開催された第28回仙台みちのくYOSAKOIまつりで撮ったものです。
日本全国から多くのグループが参加している祭りなので、朝から目星をつけたグループを狙い、最前列に陣取って撮影しました。その中で、南三陸町から参加した「海童あしゃり」というグループの一人の踊り子の優雅な表情が目に留まり、連射で撮った中の一枚です。
➁ 早川
➊部門 :Nature / Sunrise/Sunset
受賞内容 :Honorable Mention
作品タイトル:Rishiri Island
撮影場所 :北海道サロベツ海岸
夕暮れを、長時間露光で撮影し、空と海が一体となる中に、利尻富士が浮かぶ不思議な様子を表現しました。
➋部門 :Fine Art / Landscape
受賞内容 :Honorable Mention
タイトル :Cherry Blossom Hill
撮影場所 :福島県三春町北成田地区平堂壇の桜
黒い段とサクラ以外に何も映らなくなる場所を探してミニマムな表現を探りました。桜を包み込むような桜色の空のグラデーションを表現しました。
作品テーマ:Snow and Lingering scent −雪と残り香−
予選を通過しました。雪をテーマとした作品です。
本年6月の本選に向けて頑張ります。
以上

