宮城支部
宮城支部・みちのく会 [会報第27号]
新支部長ごあいさつ
佐々木 俊行
ようやく春らしい気温となり、桜の開花宣言も秒読みの段階となりましたが、宮城支部・みちのく会の皆様には写真活動に忙しい日々をお過ごしのことと思います。
写真寄稿 鳴海 しげお氏
☆訪春の津軽富士
さて、2月の宮城支部総会において、支部長に推され、はからずも、引き受けることとなりました。
また、みちのく会の事務局もあわせて行うこととなりました。身に余る重責ではありますが、可能な限り
務めを果たしていきたいと思いますので、皆様のご協力、ご支援をお願いいたします。
これからの宮城支部の運営・活動について、一言考えを述べてみたいと思います。
◆ 第一に今のレベルをできるだけ落とさずに新会員を増やしていけないかということです。
なかなか難しいことですが、ぜひ、会員一名に付き、新会員一名の勧誘・推薦をお願いします。
◆ 活動を通して会員相互のレベル向上を図るとともに、親睦を深めることができるような活動を
可能な限り増やしていけないかということです。
・ 会員の作品をそれぞれ数点持ちより、その鑑賞と意見を述べ合う勉強会を設ける
・ 懇親の場を定期的に作っていってはどうか。
◆ 宮城支部・みちのく会で行っている撮影会の他に、適宜、有志が集まって撮影会等を行う
撮影地の紹介なども行っていってはどうでしょうか。
このような活動により、新会員の勧誘をしやすくし、またその定着にも繋がるのではないでしょうか。
今年から、以上のような考え方で活動を広げていきたいと考えているのですが、会員皆様の考えを
お聞かせ願えればと思います。
宮城支部そしてみちのく会がさらに発展していけるよう
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
前支部長ごあいさつ
鎌倉 勇
〜宮城支部の創立より〜
本年より宮城支部長を佐々木さんにバトンタチしました。
支部創立前の「フォトクラブ無限」支部創立してからの通算9年間会員皆様のご協力により今日を
迎える事ができましたことに心より感謝申し上げます。
宮城支部の設立は平成16年春JNP撮影会が那須高原開催されました。その席で当時の上杉
会長より宮城支部発足を強く依頼されました。当時支部設立条件は会員20名以上でした。
宮城県は7名で条件を満たしていないと断りましたが、会長の責任で処理するからよい、但し条件
が一つ宮城支部を中心に東北でJNP活動を展開し各県の会員を増やし支部を設立してもらいた
いでした。板橋さん、伊藤さんが一緒でしたので相談の上了承しました。
設立準備を進め平成16年7月14日宮城支部を会員8名で発足しました。爾来選抜写真展、
宮城支部・みちのく会写真展、撮影会などの活動を展開して今日を迎えました。
宮城支部・みちのく会の更なる活動で風景写真愛好家の輪が広がるために今後ともお手伝いを
してまいります。
♪ ♪ ♪ 寄 稿 文 ♪ ♪ ♪
みちのく会:多田雅一 氏
私は2007年「日本風景写真協会」に入会し、翌年から「みちのく会」写真展に参加させて
いただいています。会員の方々の力作に触れ、お互いに切磋琢磨しながら活動できることに
感謝しております。
思い起こせば、私がカメラを手にしたのは学生時代に父が買ってくれた「オリンパスペン」が
最初で、その後、本格的に興味をもちはじめたのは20代後半になってからのことでした。
行きつけの洋服屋の親父さんが「Nikon-SP」を自慢げに見せたり、撮った写真の自慢話を
随分聞かされたりして、とうとう私もカメラを買ってしまいました。
NikonのNikomatから始まって、FTNフォトミック、F2、CONTAX RTS?等を使用してきま
した。 現在は、NikonD2X、D800E、フィルムは PENTAX645N?をメインに使用していま
すが、最近では殆んどデジタルが多くなってしまいました。
風景写真はオールシーズン、昼夜を問わず撮影のチャンスがあります。中でも、私は季節の
変わり目の頃、特に晩秋から初冬にかけての色あせた風景やモノトーンの冬景色が好きで、
撮影ポイント等を考えるとワクワクしてほんとに楽しみです。私の住む山形県にもまだまだ手付
かずの場所がたくさん残っており、その都度新しい発見をすることが多くあります。できるだけ、
地元の風景を慈しみながらその折々で一番美しい写真が撮れたらと考えています。
また、「風景写真」はコンテストに弱いと言う話をよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
「山形県写真展」の入賞・入選作品等を見ますと、スナップ写真は相変わらず多く見られますが、
風景写真も決して少なくはありません。では、コンテストに強い風景写真とはどのような作品な
のでしょうか。
ある写真家は“生活感のある風景”“一瞬を捉えた劇的な風景”等と言っておられますが、
これは私にとってなかなか難しい限りです。コンテストが全てではありませんが、一つの目標と
して、また自分の撮った写真の評価を得る場として真摯に受け止め、様々な被写体に目を向け
挑戦していきたいと考えています。
何はともあれ、シャッターを押しているときが私にとって一番‘幸せな時間’であることは間違い
ありません。
その時々の出会いに感謝しながら、撮影をライフワークとして続けていければ最高です。
2013年3月
♪ ♪ ♪ 写真寄稿 ♪ ♪ ♪
みちのく会:秋田 鳴海しげお氏
ギャラリーに寄稿していますので、是非ご覧ください。